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アンコール・ビア

 舗装路を右折し、ダートに入る。道の左側はもうカンボジア。そのまま進んで
いくと両側に店が並んでいる所に出て、船着場はその先にあった。
 船をチャーターし、これから向かうのはメコン川の中洲。話を聞いたら、そこは
ラオスではなくカンボジア領らしい。
 空は晴れわたり、気温は40℃くらいあるけど、船がメコン川の上を進むと風が
心地いい。旅行者の目から見れば、周りののどかな風景も良いし最高の気分。
 しばらくしてから目的の中洲に上陸すると、その中州の唯一の日陰になってい
る一軒の売店の屋根の下で先客の旅行者たちが休んでいた。 
 何が売っているのかなとのぞきに行くと、おおぉ、アンコール・ビールがあるじゃ
ないか!ラオスではあまり好みではないビアラオばかり飲んでいるので、早速
買った。ビアラオの味に慣れたからなのか、気温が高いからなのか、それとも
風景がいいからなのか、久しぶりに飲むアンコール・ビールはとても美味しかった。

  ビザもパスポート提示も必要ないとはいえ、ラオスで船に乗り、今自分がいる
のはカンボジア。ビール代はタイバーツで支払い、お釣りはラオスのキップで
受け取り、周りにはいろんな国籍の旅行者たち。何か不思議な気分でした。

                         ラオスにて  ’05年の日記から

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<撮影地>カンボジア メコン川の中洲
by naozoom | 2006-06-30 15:53 | カンボジア | Comments(0)

カンボジア・ベトナム国境 続き

 ベトナム側のイミグレーションオフィスで入国審査の順番を待っていると、
建物の外にいたおじさんが何度も手招きをする。何やってんのかなぁと
最初のうちは思っていたけど、手招きをやめないのでおじさんに話しかけた。
 「何?」
 「タクシー?タクシー?サイゴン?サイゴン(ホー・チ・ミン・シティ)?」
 そう言われておじさんが客を探していることにやっと気付いた。料金交渉を
すると納得できる金額だったのでOKする。

 入国手続きを終えておじさんの後についていくと、ゲートの先の広場に、
きちんと整備してあるの?途中でタイヤが外れたりしない?そう思わずには
いられないほど年式の古い車が停めてあった。
 「これ?古いけど大丈夫?」
 おじさんは笑いながら「走るよ」と言ったけど、内心ちょっと心配だった。

 さて、出発・・・の前に、さっきから我慢していたオシッコが限界に近付いて
きた。「ちょっとトイレに行きたいんだけど、どこにあるの?」 おじさんに案内
してもらい、近くの民家でトイレを借りた。
 すっきりしたところでサイゴンへ出発。おじさんは話し好きのようで、車の中
ではいろいろ話しかけてくる。しかし、英語は少しだけでフランス語の方が
話せると言ってたとおり、片言の英語にときどきフランス語が混じり、理解する
のに大変だったけど、すてきな笑顔で話してくれるので全く退屈しなかった。

 サイゴンが近くなり、
 「サイゴンのどこへ行くんだ?ホテルはどこ?」と聞くおじさん。
 「ファングーラオ通りに行って!そこで安い所を探すから」 
 サイゴンの街中に入り、ちょうどシンカフェ(当時はファングーラオ通りにあった)
の近くで車を停め、おじさんは通りがかった男性に声を掛けた。ふたりが話して
いるのはベトナム語のようで、僕には全く理解できない。
 「彼が安い所を知っているから一緒に行きなさい」
 「えっ?この人、おじさんの知り合い?」
 「いや、今、会ったばかり」
 「えっ、本当?」
 大丈夫だから一緒に行けとおじさんは言うけど、今会ったばかりの人を信用
するのもねぇ・・・。まぁ、怪しいと思ったらすぐ逃げればいいし。
 おじさんにお礼を言ってから、その人の案内で宿に向かう。人通りの多い通り
からいきなり車が入れない細い路地に入ったので、警戒しながら後をついていく。
 どう見ても民家にしかみえない建物の前で突然立ち止まり、そこを指差した。
 「ここ?」
 「そうだよ」
 案内してくれた人は住人らしき男性に話しかけると、部屋が空いていることと、
一泊2ドルだと教えてくれた。
 お礼を言うと、案内してくれた人は立ち去ってしまい、後に残された僕は正直
不安だった。目の前の宿はガイドブックには載っていないし、ホテルの看板も
どこにもない。結局、その宿に泊まったんだけど、ここは大正解だった。
 ウエルカムフルーツは出してくれるし、宿の人達はみんな親切。いつも外出
から戻ってきたときにベッドの上を蟻の大行列が行進しているのを除けば、部屋
は居心地良かったし、シャワーもトイレも清潔。サイゴン滞在はずっと同じ宿に
泊まっていた。

                                  ’96年の日記から
by naozoom | 2006-06-27 15:51 | 旅の思い出&日記など | Comments(0)

カンボジア・ベトナム国境

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 カンボジア側のイミグレーションオフィス(ただの小屋のよう)で出国手続きを
済ませ、ゆっくり歩いて国境を越える。国境といっても、カンボジアとベトナムを
隔てていのは延々と続いている三本の有刺鉄線だけ。周りは見渡す限りの
平原で何もないのんびりした感じの所だった。
 そのまま真っ直ぐ歩いていくと、ベトナム側にも同じように三本の有刺鉄線が
ある。そこでふっと気付いた。ふたつの有刺鉄線の間はどこが国境線なんだ?
 疑問に思ったまま歩いていき、大きな鳥居のようなものの下を潜ってから
振り返ると、そこには“VIETNAM”の文字が。
 カメラを出して記念撮影していると、近くにいた男の子に声を掛けられた。
 「何?」
 「ここは写真だめなんだよ。そこに書いてあるでしょう」
 「本当?」
 男の子の指差す方をみると、“撮影禁止”と書かれた看板が立っていた。
でも、もう写真撮った後だったから、笑って誤魔化し、そのままベトナムの
イミグレーションオフィスに歩いていった。
 入国手続きの順番待ちのときに声を掛けてきた優しそうな笑顔のおじさんの
車に乗り、僕はホー・チ・ミンへと向かった。

                              ’96年の日記から
Nikon AF600
<撮影地>ベトナム・カンボジア国境
by naozoom | 2006-06-25 15:49 | ベトナム | Comments(0)

クメール美人

 バンコクからプノンペンに飛び、数日滞在した後、船と車でシェムリアップへ
移動した。バイクで案内してくれるガイドを雇い、毎日アンコール遺跡へ出掛け、
ゲストハウスに戻って来てからの日課はマーケットまで散歩することだった。
 マーケットへの道を歩いていると、毎日、歩道に店を出しているふたりの女性
がいた。ふたりともきれいな目をした美人!英語で挨拶しても通じていないようで、
全く会話ができなかったけど、前を通り過ぎるときに必ず挨拶をすると、彼女たちも
微笑み返してくれたので毎日の楽しみになっていた。
 何日経ってからだろう、いつものように彼女たちに挨拶をすると、手招きされた
ので横に座ると売り物の蓮を出してくれた。お互い言葉が通じないので会話は
全てボディランゲージ。彼女たちは手を口元に持っていき、食べる真似をするので、
どうやら、その蓮を食べてということらしい。しかし、一度も食べたことがないので
どんな味がするのか分からない。
 ふたりの美女を目の前にして断るわけにもいかず、思い切って一口食べた。
不味い!!あまりの不味さに顔をしかめたら、彼女たちは大笑い!それが
きっかけとなったのか、翌日からは僕を見つけるとクメール語で挨拶をして
くれるようになった。
 写真撮影させてもらおうと、毎日彼女たちに会う度にレンズを向けたのだけど、
いつも恥ずかしそうな顔をして手を横に振られたので撮影は諦めました。ふたり
ともクメール美人だったので、ちょっと残念。一枚くらい撮らせてもらえば良かった
かな・・・。

                       ’96年 カンボジア・シェムリアップにて

写真は本文とは関係ありません。
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<撮影地>タイ
by naozoom | 2006-06-24 15:46 | 旅の思い出&日記など | Comments(0)

怪しい日本語Tシャツ

 アジアを旅していると、何度も見かける怪しい日本語Tシャツ。
タイでもよく見かけるけど、理解不能なTシャツも多い。
『それから』、『あのね』などは、「その続きは何だよ?オイ!」
と言ってやりたくなる。
 最近よく見かけるのは『雷おこし』。とりあえず何かひらがなや
カタカナ書いときゃ売れるだろ的発想で作ってんでしょうか?
 先日は久しぶりに『矢吹丈』を見ました。 
「立て、立つんだジョー!」っておやっさんの声が聞こえて
きそうです・・・。

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<撮影地>タイ バンコク
by naozoom | 2006-06-23 01:26 | あやしい日本語 | Comments(0)